放射線技師になって感じた意外なギャップ
学生時代に思っていた放射線技師像と、実際に働いてみて感じたギャップについてまとめます。
給料は思ったより高くない
学生時代は国家資格だし安定しているし、それなりに給料も良いと思っていました。
実際に最初に勤めた大規模グループ病院では給与は悪くありませんでした。
しかし転職活動をして初めて気づいたのは、
「今までの給与水準はかなり高い方だった」
ということです。
求人を見ていると、
「えっ!こんなに低いの??」
と驚いてしまう職場も多かったです。
また転職エージェントからも、
「年収はもしかしたら100万円くらい下がるかもしれない」
とも言われており、想像していたより厳しい現実を知りました。
医療職って社会に不可欠なはずなのに、給料低すぎないか…?と思ってしまいます。
放射線技師の年収に関わる記事はこちらからもどうぞ。
思ったより勉強しない人は多い
学生時代に何かの雑誌で、
「医療は日進月歩だから、放射線技師は毎週勉強会に参加しないとついていけない」
と書かれた記事を見たことがありました。
「えー…そんなに大変なの…」
けっこうネガティブな気持ちになったことを覚えています。
しかし実際に働いてみると、
毎週勉強会に参加するような人ってかなり少数派です。
日々の業務をルーチンでこなしている人がほとんど。
正直そこまで勉強頑張らなくてもなんとかなることが多いです。
ただ誤解しないでいただきたいのは、
あくまで勉強しなくてもなんとかなるってだけなので、
頼りになって仕事ができる技師でいるためには勉強は必須だと考えています。
そう言っている私自身はどうかと言うと、
20代の頃はけっこう勉強会に参加したり頑張っていたと思います。
それでも毎週末勉強会に出かけたりとかはなかったですが。
ただ日々わからないことが出てきたらすぐ調べるようにはしていました。
そして30代の現在は、ほぼ勉強会には行っておりません…
慢性期病院に転職したので、最先端の検査はないですしゆったりと働いています。
それでも日々の業務でわからないことはまだまだ出てくるので、その都度本を読んだり調べたりしてはいますね。
放射線技師に勉強は必要なのかについてはこちらの記事でまとめています。
人間関係は思ったより普通
「放射線技師は変わった人が多い」
というイメージがありました。
確かに変わった人もいるにはいます。
ですがそれは圧倒的に少数派。
実際には真面目で賢く常識的な人の方が多く、私の経験では人間関係で困った経験はほとんどありません。
転職した今でも、前の職場の人と連絡を取り合ったり、飲みに行ったり、遊びに行ったりすることもあります。
むしろ付き合いやすい人が多い職種だと感じています。
国家資格職なことも要因のひとつなのでしょうか。良識派は多いです。
放射線技師の人間関係についてはこちらの記事でもまとめています。
転職は思ったより簡単ではない
国家資格なので、
「いつでも転職できる」
と思っていました。
しかし転職活動を始めて衝撃を受けます。
全然良い求人が無いんですよね…
良い職場はそもそも誰も辞めないので、ほとんど転職市場には出てこないようです。
転職を考えたなら、早めに行動し、逐一求人情報をチェックすることをおすすめします。
私自身、理想に近い職場へ転職するまで2年近くかかりました。
私の転職経験談はこちらからどうぞ。
思ったより暇ではない職場もある
学生時代は
「放射線技師は比較的暇そう」
というイメージがありました。
しかし実際は職場によって全く違います。
急性期病院では検査が途切れず1日中走り回ることもありましたし、当直も大変です。
1日が終わるとヘロヘロになり、帰って寝るだけみたいなこともありました。
一方で現在勤めている慢性期病院はかなり余裕があります。
急性期時代は、
「明日仕事か…早めに寝よう。」
だったのが慢性期に転職した今では、
「明日仕事か…夜更かししよう。」
くらい差があります笑
急性期時代に失った時間を取り戻せていますね。
同じ放射線技師でも働く場所によって別の職業かと思うほど差があります。
放射線技師の忙しさについてはこちらの記事でより詳しくまとめています。
まとめ
放射線技師になって感じたのは、
給料も忙しさも働き方も職場によって差が大きい
ということです。
学生時代の実習で見る実際の現場はごく一部に限られています。
そのためいざ自分が就職して働き始めると、
「あれ、こんな感じだったっけ」
とギャップが発生するのではないでしょうか。
放射線技師という仕事は、思っていた以上に職場による差が大きい職業です。
だからこそ、学生の方や転職を考えている方には、できるだけ多くの現場の話を聞いてほしいと思います。
当サイトでは急性期病院から慢性期病院まで4つの施設で働いてきた私の経験をもとに情報を発信しています。
それでも氷山の一角の情報かもしれませんが、
「こんな職場もあるのか~」
と少しでも参考になれば幸いです。







