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膝側面X線撮影修正のコツ|ぺー流修正方法を解説

医療・検査知識

膝側面は新人の登竜門

整形の撮影はどれも難しいですよね。

その中でも、それなりに撮る機会もあって難易度も高いのが「膝側面」ではないでしょうか。

新人時代にみんな一度は苦労する撮影だと思います。

ですがコツさえ掴めば苦手意識も克服できます。

今回は私ぺーなりの「膝側面X線撮影修正のコツ」をご紹介します。

教科書的な修正方法

まず教科書に書いてある修正法をおさらいしておきます。

一般的な膝側面撮影の修正方法は、内顆と外顆を見極めることから始まります。

・外顆は内顆よりくっきり描出される
・内顆は大きなCカーブになり、外顆より大きい
・外顆は全体に細長く、中央にくぼみがある

以上の特徴から内顆と外顆のラインを見極め、それを元に外旋するか内旋するか決めるというものです。

ですが正直、私には全然わかりません。

もしかしたら慣れればわかるようになるのかもしれませんが、この見極めには時間がかかる気がします。

ぺー流膝側面X線撮影の修正方法

ぺー流の膝側面X線撮影修正方法では、「脛骨と腓骨の位置関係」を見ています。

この方法なら目をこらさなくても、画像をパッと見ただけで一瞬で判断できます。

膝側面X線撮影の修正方法

脛骨と腓骨が被りすぎている場合

脛骨と腓骨が被りすぎている場合は、

外旋のしすぎです。

内旋させましょう。

脛骨と腓骨が離れすぎている場合

脛骨と腓骨が離れすぎている場合は、

内旋のしすぎです。

外旋させましょう。

外旋・内旋はちょうど良いのに関節面がズレている場合

外旋・内旋はちょうど良いのに、それでも関節面がズレていることがあります。

その場合の多くは、足の挙上が足りないことが多いです。

足の下にスペーサーを入れて挙上させます。

しかし足を挙上させると、外旋してしまいがちです。

そんなときは足はそのまま動かさず、管球を下から振ってあげるとうまくいくことが多いです。

膝正面撮影も参考に

側面の撮影をする前に多くの場合、膝の正面撮影もしていると思います。

整形の撮影に共通して言えることですが、正面撮影は側面撮影のための情報が詰まっています。

膝の正面撮影で関節面の角度を確認しておけば、

足の挙上具合、あるいは管球を振る角度の参考になります。

私は正面写真を見ながら、

「関節面がこれだけ傾いているなら、側面ではこれくらい足を挙げよう」

とイメージしています。

まとめ

膝側面X線撮影修正のコツをまとめると、

  1. 脛骨と腓骨の位置関係を確認する
  2. 脛骨と腓骨が被っていれば外旋させる、離れていれば内旋させる
  3. 外旋内旋方向が整っても関節面がズレていた場合は、足を挙上or管球下から振る

これでほとんどのケースでうまくいくと思います。

一発で撮れればそれに越したことはありませんが、

大事なのは撮影した画像から「なぜズレたのか」を考えることです。

これを繰り返していくことが、X線撮影上達につながるはずです。