PR

放射線技師の新人さんに伝えたいこと【14年働いて思うこと】

働き方

はじめに

新人時代を思い返すと、毎日が不安なことばかりでした。

次から次へと知らないことが出てきたり、ミスをして落ち込んで自信を失くしたり…

よく頑張ったなーと褒めてやりたいくらい笑

今回は私が14年間働いてきた経験を元に、

新人放射線技師に伝えたいことをまとめます。

この記事を読んで少しでも気持ちが楽になったり、明日からの業務に参考になれば嬉しいです。

放射線技師の新人さんに伝えたいこと

わからないことは今のうちに聞こう

年数が経つほど、

「こんなこともわからないのか」

と思われそうで、恥ずかしくて聞けなくなります。

なんとなーくそれっぽーくやってしまうことも無きにしもあらずです笑

一方で新人のうちは知らなくて当たり前、わからなくて当たり前です。

疑問に思ったことはどんどん聞いちゃいましょう。

失敗したら隠さず報告しよう

失敗したときってつい隠したくなりますよね…わかります。

でも我々の仕事って検査業務なので、次の診療業務にパスしていくわけです。

つまり自部署で完結しないので、ミスはバレる…

バレないまでも、迷惑がかかってしまう可能性は高いし、下手したら重大事故に繋がります。

まして医療現場なので、命に関わることもあります。

その場で隠しても、

「バレないかな…事故に繋がらないかな…」

といつまでも悩んでしまい、新たなミスに繋がりかねません。

もし失敗してしまったときは、

「すいません…」と先輩にちゃんと報告しましょう。

経験を積んだ先輩なら、

「あらそうなの」

と意外とあっさり対応してくれることもあります。

一人で悩まず相談するのがおすすめです。

そのために先輩や上司がいるのですから。

いろんな現場に顔を出そう

経験を積むことが、一人前になるための一番の近道です。

緊急検査が入ったら見に行き、救急対応が入ったら手伝いに行く。

そうしているうちに顔を覚えられます。

「やる気あるな」

と思われれば、教えてもらえるし、困っているときは助けてもらえます。

私自身も新人時代に、

「うっとおしいと思われるくらい顔を出せ」

と当時の上司に言われました。

この言葉は今でも忘れることなく、放射線技師として働くうえでの座右の銘となっています。

「なぜ撮るのか」を考えよう

最初の頃はオーダー通りにこなすだけで精一杯かもしれません。

ですが検査目的まで理解することはとても重要です。

「なぜ撮るのか」

「何を見たいのか」

ここまで考えるクセを少しずつつけていくと良いと思います。

この視点があるかないかで、イレギュラーなことへの対応能力が大きく変わります。

思考停止スイッチマン技師になるのは避けましょう。詳しくはこちらの記事でもまとめています。

他職種をリスペクトしよう

円滑に仕事を進めるうえで他職種とうまくやっていくことは大事です。

たまにですが、偉そうな技師の先輩っています。

「看護師は~…」

「医者が~…」

と職種を一括りにして愚痴ることが多いですが、そういう技師に限って疎まれがちです。

真似しないようにしましょう。

仕事は一人では完結しません。

だからこそ、他職種を尊重することは大切です。

そうすれば自ずと自分も尊重されます。

スピードより正確さを大事にしよう

先輩のように素早く仕事をさばこうとしなくて大丈夫。

まずは一つずつ確認しながら、丁寧に正確に仕事をするのが良いと思います。

慣れてくれば、スピードはあとから勝手についてきます。

雑談が苦手でも気にしなくていい

コミュニケーションが苦手だから馴染めるかな…と心配になる方も多いかもしれません。

ですが仕事に対して真剣に向き合ってさえいれば、自然に認められると思います。

少なくとも私は、

「会話がうまいけど仕事は適当な新人」

よりも

「寡黙だけど仕事をしっかりこなす新人」

の方が好印象です。

放射線技師の人間関係やコミュニケーション能力についてはこちらの記事でより詳しくまとめています。

高圧的な先輩は気にしすぎなくていい

怖い先輩とか高圧的な先輩っていますよね。

ただ高圧的な先輩にも様々な事情があります。

例えば経験が浅いまま先輩になり、余裕がない人。

余裕がないからこそ、虚勢を張ってしまう。

これは自分が後輩を持つようになると気持ちがわかるかと笑

嫌だなーと思う先輩も、

「あーこの人、余裕ないんだな」

と一歩引いた大人の余裕で見てあげると、少し楽になるかも?笑

ちなみに数年も経てば実務能力はほぼ変わらなくなります。

気付いたらあの怖かった先輩と、仕事で普通に話せるようになっていたりするものです。

まとめ

新人時代は、わからないことだらけで不安になるのが当たり前です。

私自身もたくさん失敗し、落ち込むことは何度もありました。

しかし14年働いて振り返ると、新人時代に頑張ってきたことが今につながっていると感じます。

  • わからないことを素直に聞く
  • いろいろな現場へ積極的に顔を出す
  • 検査の目的まで考える習慣をつける
  • 他職種へのリスペクトを忘れない
  • 焦らず一つひとつ経験を積む

こうした積み重ねは数年後の自分を大きく成長させてくれます。

仕事ができる先輩も、最初から仕事ができたわけではありません。

私も新人時代は「本当にちゃんと仕事できるようになるのかな…」と悩んでいましたが、今では普通に働けています。

だから今つらいと感じている新人技師の方も、どうか焦らず、一歩ずつ経験を積んでいってほしいと思います。

数年後には、あんなに悩んでいたのが嘘のように楽になっていると思いますよ。