放射線技師の年収、高いと思われがち
医療職ではない友人と話していると、「放射線技師は高年収」と思われているなーと感じることがあります。
医療職って一般的には高年収と思われているんでしょうかね?
医師の高年収イメージで、それ以外の医療職も高年収と思われているような気がしますが実際そんなことないんです。
ですが私としてはあまりネガティブにならず「放射線技師は年収は高くないけど、働き方次第で人生の幸福度を上げやすい職業」と捉えています。
今回は現役放射線技師の私が、病院で働いている放射線技師の年収について感じていることをまとめます。
実際、高くない
「放射線技師の年収は高い」というイメージを持っている方もいるようですが、放射線技師歴十数年の経験から言えるのは…
「病院によってはそこそこ高年収もありえる、だけどほとんどはそんなに高年収ではない」
といったところです。
ちなみに私の場合は急性期病院時代に当直込みで30代の年収が約500万円、現在の慢性期病院で年収約470万円です。
大学時代の同期と話していると、30代で年収500万円は多い方みたいでした。
また急性期病院時代はそのまま勤務し続けて技師長になったとしたら年収約900万円(これは高年収と言って良さそう)、慢性期病院でこのまま働き続けて技師長になったとして年収約600万円(これは並かな)くらいになると思われます。
こちらの記事でより詳しくリアルな年収情報を公開しています。
極端に低いわけでもないが、夢はない
一部病院を除きほとんどの放射線技師は高年収ではありません。
では低年収かと言えばそこまでではなく景気にあまり左右されない安定感はメリットですが、年収1000万以上を目指そうとしてもそれは現実的ではありません。
よっぽど儲かっている病院の技師長でいくかいかないかくらいでしょうか?どのみちそのような病院と巡り合い採用される強運が必要です。
高年収を目指す方に放射線技師は全くおすすめできません。
「高年収」より「働き方」を選んでみた
病院で働く放射線技師になって年収1000万プレーヤーになる!というのはほぼ夢物語ですが、働き方を選べばコスパの良い職業と言えます。
私自身、転職を経験してそう実感しています。
急性期病院時代は日々忙しい業務でしたが、その代わりに技師界隈では比較的高年収でした。
しかし転勤制度があったため家族との時間を優先して慢性期病院へ転職。
年収は下がりましたが代わりに時間的・肉体的・精神的余裕を獲得し副業を始めることが出来ました。
現在の慢性期病院は業務負担が軽く、勤務中に時間の余裕があるためその時間を利用して副業を行っています。
副業と言えば本業以外の時間を使ってするものと思いがちですが、私の場合は技師としての本業中に副業も同時に進めています。
なので本業収入+副業収入があり、終業後は全て時間を自由に使うことが出来ておりコスパもタイパも最強の働き方だと思っています。
この働き方を実現できる職業って実は少ないんじゃないでしょうか?
そう考えると高年収ではないけれど放射線技師って良い職業だな、資格を取ってよかったなと思います。
ちなみに私の副業は放射線技師のバイトではなく、プライベートでの趣味に関わる4つのブログ運営とFXです。
まだお小遣い程度の収益ですが、コツコツと継続していきたいと考えています。
人生の幸福度は年収だけで決まらない
転職してみて思うのは、「年収は下がったけど幸福度は上がった」ということです。
ついつい年収ばかりに注目してしまいますが、人生の幸福度は年収だけで決まるわけではないですよね。
家族との時間、趣味の時間、余裕のある業務、副業を楽しむ、そんなことも人生の幸福度には大きく関わってきます。
前の職場で働き続けていれば将来的に年収900万は手に入ったでしょうが、単身赴任や激務などでそれらを失っていたでしょう、年収900万の代償としては大きすぎます。
大事なのは年収ではなく、どう働いてどう幸福度を上げるかだと思います。
時間的・肉体的・精神的に余裕を持った幸福度の高い生活。
職場を選べば放射線技師はその生活を実現しやすい職業です。せっかく取った国家資格をそんなふうに活かしてみるのも選択肢としてありなのではないでしょうか。

