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放射線技師の失敗談④ MRI検査編

日常・コラム

はじめに

MRIは強力な磁場を使う特殊な検査です。

そのためレントゲンやCTでは起こらないような失敗も起こります。

今回は私が実際に経験したMRIでの失敗談を紹介します。

MRI検査での失敗談

通常の車椅子を持ち込んでしまった

先輩と二人で作業していたときのこと。

患者さんをMRIの寝台へ移し終えてふと振り返ると…

「あれ、この車椅子MRI対応じゃない…」

先輩と顔を見合わせて、何も言わずそっと室外へ…

幸い吸着事故にはなりませんでしたが、あと少しでもガントリに近づいていたらと思うと…ゾッとします…

あの時は本当に冷や汗でした。

ボールペンが飛んでいった

ポケットにボールペンを入れていましたが、

「クリップで留めてるし、大丈夫だろう。」

と思いそのままにしていると…

ヒュンッ!

ガントリの方へ身を乗り出したとき、ボールペンが吸い込まれていきました。

誰にも当たることがなく良かったですが…

ボールペンぐらいでも近づきすぎると簡単に飛んでいってしまうことを学びました…

腕時計をしたまま入室

腕時計を外すのを忘れたままMRI室へ入ってしまったこともあります。

けっこうガントリに近づいたので壊れたかも…と思いましたがなんとか無事でした。

お気に入りだったので、壊れなくて本当に良かった…

ポジショニングを適当にしたら方向がわからなくなった

特に四肢MRIで起きがちです。

「まあこのくらいでいいか。」

と適当にポジショニング。

スカウト画像を確認すると…

「これ今どっち向き?どう切ってる?」

よくわからないことに…

結局スカウトを何枚も撮り直してようやく把握…

適当にポジショニングしてしまうと、その後の自分が困ることになりますね笑

撮像中のブザー

とある撮像中に患者さんの持つブザーが鳴ったときのこと。

あと少しで撮像が終わりそうだったので…

「今止めたくない…」

そう思いマイクで話しかけました。

「どうしましたー?」

ですが撮像音が大きすぎて聞こえたのかも、返事があるのかもわからない…笑

結局撮像を止めて様子を見に行くと…

「え?押してました?」と患者さんキョトン。

おい笑

まとめ

MRIは高磁場を使った特殊な環境なので、金属管理や安全確認は特に重要です。

と言いつつ振り返ってみると、私自身けっこう危ないミスも経験しています…

ちょっとした気の緩みが重大事故に繋がる現場ですが、撮像自体はおもしろくて好きでした。

楽しむ場面と気をつける場面、オンオフしっかり切り替えるのが大事ですね。