放射線技師の私が慢性期病院へ転職して変わったこと|働き方・年収・生活

転職

転職前の状況

現在の慢性期病院に勤める前は、大規模グループの急性期病院で10年以上働いていました。

以前の職場では転勤があり業務も忙しく、家族との時間や自分の趣味の時間の確保が難しいと感じ転職を決意しました。

今回は私の経験から慢性期病院へ転職して感じたメリット・デメリットなどを紹介したいと思います。

慢性期病院へ転職して感じたメリット

慢性期病院へ転職したことで、転勤や日々の激務から解放され体力的・時間的に大きな余裕を持つことができるようになりました。

慢性期病院へ転職して感じる具体的なメリットはこちら。

・定時で帰れる
・肉体的・精神的余裕ができた
・家族時間が増えた
・副業や趣味ができる
・人間関係が楽

定時で帰れる

日中の業務が少ないため当然残業はなく毎日定時に帰っています。

転職して1年ほど経ちますが今のところ残業した日はゼロです笑

肉体的・精神的余裕ができた

業務に追われることがないためイライラすることもなく毎日フラットな気持ちで出勤しており、精神的に余裕ができました。

また業務が少ないため肉体的な疲れが少なく、退勤後も趣味を楽しんだりする余裕があります。

片道20kmのルートを自転車で通勤する日もあり、超疲れますが業務中に休めるので気楽に楽しめていますね。

家族時間が増えた

日々の業務が終われば安定して家族との時間を過ごすことができます。

転勤がないのが一番大きな変化で、数年後やさらにその先も子どもの成長をそばで見続けられることに日々幸せを感じています。

また当直がなく土日祝日は完全に休みなので、予定を立てやすいのもありがたいところです。

副業や趣味ができる

業務中の空き時間を利用してブログやFXなどの副業をしています。

本業で稼ぎつつ、さらにその空き時間を使って副業をしているのでかなり効率よく副収入が得られています。

副業を業務中に終わらせているので、帰ってからの趣味の時間がたっぷりあります。

ワークライフバランスは最高に整いました。

人間関係が楽

放射線技師が私含めて2名だけなので人間関係はとても小さいものになります。

そして幸運なことに相方(上司になりますが)がとても接しやすい方なので本当に人間関係のストレスがありません。

お互い仕事が終わったら空き時間はそれぞれの好きなことをして、たまに手を休めた時に談笑しています。

ここに関しては当たり外れあると思いますが、いろいろな人間を相手にしなくてよいのは楽ですね。

慢性期病院での一日の流れはこちらの記事もどうぞ。

ワークライフバランスは魅力的な慢性期病院ですが、救急や高度医療をバリバリ経験したい人には物足りなく感じるかもしれません

慢性期病院へ転職して感じたデメリット

天国のような慢性期病院ですが、デメリットも存在します。

・給与減少
・スキルアップ不安
・単調さ
・急性期とのギャップ

給与減少

転職時は年収が500万→470万へと減少しました。

転職エージェントからは100万くらい下がるかもと言われていたので好条件ではあるのですが、やはり年収がさがってしまうのは痛いです…

また昇給率も以前と比べるとかなり落ちたので生涯年収で考えるとけっこうな差となりそうです。

年収に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。

スキルアップ不安

急性期病院と比べると慢性期病院はモダリティが少なく、装置も古いものが多いです。

そのため最新の機能や知識などに触れる機会は極端に少なくなるため、スキルアップは難しいです。

ただ日々の業務をこなすだけでは時代に取り残される可能性は大いにありえます。

そうならないためには自ら勉強会に参加したり学会に行ったりと積極的に動く必要があります。

私の場合は今までやってこなかったエコー検査を覚える必要があったので、そこはスキルアップとなりました。

単調さ

業務は少なくバリエーションもないため毎日ほぼ同じ検査です。

特にCTは難しい検査もないため工夫して撮影して達成感が得られた!みたいなことはほぼないです。

そもそも造影がなく単純CTしかないのですが…

エコーに関しては初心者だった頃から考えると、少しずつできる事が増えている感覚があるので達成感は感じられています。

急性期とのギャップ

急性期病院の雰囲気としては活気があり職員も若くエネルギーに満ちあふれている感じでしたが、慢性期病院は静かで落ち着いており職員も年齢層は高めです。

私としてはもう結婚して子供もいるのでこの落ち着いた環境が心地よいのですが、未婚の方だと出会いもなくそういう楽しみは少ないかもしれません笑

実際に転職して幸福度は上がったか

転職して1年が経ちましたが、幸福度は格段に上がったと実感しています。

年収だけ見ると下がってしまいましたが、生活全体を考えれば自由な時間や家族との時間が増え、日々ストレスを感じること無く過ごせています。

また将来的にもこの生活を安定して続けることが見込めるので先々の不安を感じることも少なくなりました。

転職時はついついお金のことばかりに目が行きがちですが、もっと広く人生の幸福度でという視点で考えると判断がつきやすくなると思います。

こんな人には慢性期病院はおすすめ

以上のことをふまえると慢性期病院にはこんな人がおすすめです。

・仕事より家族優先にしたい方
・一通りのモダリティを経験済みの方
・ワークライフバランス重視の方

急性期で働いてきて経験は豊富、家族も出来たし趣味も多いし、少しのんびり働きたいと思っている方には慢性期病院はおすすめです。

私の経験上、同じ放射線技師として働いていても職場環境と自分の適性によって大きく人生の幸福度は変わってきます。

もし今の職場環境に悩んでいるのなら、まずは情報収集からはじめてみるのもアリだと思います。